Concept

生産開始から40年近くになろうとするGクラス、まもなくフルモデルチェンジを迎えて新しい姿になろうとしています。
しかし、我々が注目したのはその真逆で、初期型(w460,w461)がもつ魅力についてでした。
五角形のヘッドライトシュラウドからナローに絞り込まれたフェイスやpur に装着されるトラックミラーの道具感にこそ、
無駄を削ぎ落としたゲレンデヴァーゲンの本質があると感じたからです。

また 近年、高級機械式時計メーカーがダウンサイジングされたシンプルモデルに注力していることや、
M型カメラはデジタル機能を搭載してもフォルムや細部に関して、より原型に近ずけていることなど・・・
ヒストリーや背景を感じさせる銘品と呼ばれるものは、機能はアップデートされながらもオリジナルのフォルムやディテールを大切にしている。
そのようなことも我々が開始したプロジェクトに通ずるものと確信させられました。

『原点回帰のスタイルに最新の機能を融合』

長年に渡り各国の軍用車ベースに採用されたヒストリーを持つオリジナルディテール(w460,w461)に
現行の走破性や安全装備を併せ持つコンバージョンモデルは、様々な life styleに溶け込むluxuryな道具として何十年も使えるものと考えております。

Maison Mistral narrow design ではw463をベース車両としてw460,w461,w463pur等の
MBオリジナルパーツとMMNDオリジナルパーツ使用してコンバージョンしております。